【剣盾S2シングル】鉢巻ウオノラゴンとムシャーナ入りS操作【最終539位】
初めまして。とっきーと申します。
剣盾シーズン2おつかれさまでした。
かわいいムシャーナをパーティにいれて、最終順位が539位という結果を出すことができました。誰かの参考になればと思い、構築記事を書いてみることにしました。
【構築経緯】
ウオノラゴンの鉢巻エラがみの高火力を押し付けてイージーウィンをしやすいようなパーティにしようと考えた。
そのために、トリックルームといやしのねがいが使え、切り返しができるムシャーナを採用。
また、ダイジェットが使えてバトンタッチでSを引き継げるトゲキッスを採用。
ここで、ムシャーナがクレセリアっぽい動きをしているので、ヒードラン的な炎枠と鋼枠が欲しくなり、ウインディとジュラルドンを採用。
最後に対ミミッキュや水技無効特性を持つポケモンに対する対抗策としてナットレイを採用しパーティが完成しました。
【個体紹介】
ウオノラゴン@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり 特性:がんじょうあご
実数値:169(28)-156(252)-120-×-100-124(228)
調整意図: A:ぶっぱ S:最速60族抜き H:あまり
トリックルームを使う関係で最速の必要がありません。しかし、通常時も早い方が良いので、最速ギルガルドを抜けるように調整しました。
げきりんはエラがみを使いづらい時に、サイコファングは壁破壊や他の技が使いづらい時に使っていました。
ギガインパクトはダイマックスをしたときに相手のSを下げるために採用しました。
使う機会はそこそこあったので、アリだと思います。
選出率:2位(約70%)
ムシャーナ@カシブのみ
性格:おだやか 特性:シンクロ
実数値:223(252)-×-123(140)-127-143(116)-49
技構成:サイコキネシス/つきのひかり/トリックルーム/いやしのねがい
調整意図: 鉢巻ごりむちゅうA211ガラルヒヒダルマのつららおとしを確定耐え
悪だくみしたC172トゲキッスのダイジェット確定耐え
劣化クレセリアみたいな型。
大抵の攻撃は一発は耐えてくれるが、二発は耐えない。死に出しすることが多かったように思う。
カシブのみはドラパルトやミミッキュが環境に多いので、ゴースト技を耐えてくれるように持たせた。
主な仕事は、トリックルームして、いやしのねがいをして、消耗した仲間を復活させることです。
状況次第では、トリックルームからサイキネを打って様子をみたり、つきのひかりで回復しながら粘ってみたりと、器用な動きができました。
使用してみて一番意外だったのは火力が無振りでもそこそこ出る点です。
相手のパーティ次第ですが、ダイマックスして、サイコフィールドを貼りながらダイサイコでフィニッシャーとして活躍した試合がいくつかありました。
使ってみたら面白いポケモンだったので、みなさんも使ってみましょう!
選出率:4位(約45%)
性格:ゆうかん 特性:てつのとげ
実数値:181(252)-146(148)-165(108)-×-136-20
技構成:ジャイロボール/パワーウィップ/はたきおとす/でんじは
調整意図:http://mariuhohopoke.hatenadiary.jp/entry/2020/01/02/134245の型を参考にさせていただきました。
もともと、この枠はドリュウズだったが、対ミミッキュにそこまで性能を発揮せず、また、ラプラスがこのパーティに刺さっていたので、それに対するポケモンとして採用された。
きあいのタスキ持ちなので一撃技も怖くない。
また、ムシャーナとの連携もハマり、トリックルーム中のエースとしても大活躍した。
(きあいのタスキが残れば、いやしのねがいもさらに有効活用できる)
選出率:3位(約50%)
トゲキッス@ピントレンズ
性格:おくびょう 特性:きょううん
実数値:171(84)-×-115-162(172)-135-145(252)
技構成:エアスラッシュ/マジカルシャイン/だいもんじ/バトンタッチ
調整意図:これもhttp://mariuhohopoke.hatenadiary.jp/entry/2020/01/02/134245を参考にさせていただきました。
ダイマックスエースです。
ダイジェットして上昇したSを後続ポケモンに引き継ぐのが仕事です。
ダイマックス時に急所に当たったときの火力は凄まじいものがあり、トゲキッスだけで相手のパーティが半壊することがよくありました。
先発で出して、すぐさまダイジェットすることが多かったです。
「50%急所って弱そうだな」と思っていましたが、使ってみたら純粋に強いポケモンでした。
選出率:1位(約70%)
性格:いじっぱり 特性:いかく
実数値:191(204)-166(164)-118(140)-×-100-115
調整意図:http://winday77.hatenablog.com/entry/2020/01/01/093738の型を参考にさせていただきました。
強者のウインディの型を採用しました。
じならしを採用したのが異なる部分です。
これによってSを下げながら、次のターンに上から攻撃できるようになりました。
ミミッキュに対して、化けの皮を剝がしながらSを下げる動きは強かったです。
耐久もあり、使いやすかったです。
選出率:5位(約35%)
ジュラルドン@たべのこし
性格:ひかえめ 特性:ヘヴィメタル
実数値:177(252)-×-148(100)-171(124)-71(4)-109(28)
技構成:ラスターカノン/りゅうのはどう/10まんボルト/みがわり
調整意図:これもhttp://winday77.hatenablog.com/entry/2020/01/01/093738を参考にさせていただきました。(他人の調整パクってばっかだな)
強者のジュラルドンの型を採用しました。
異なる部分はCの数値を少し下げて、Sに振りました。 (Dはあまり)
これによって、Sが+1で最速ミミッキュが抜けるように調整しました。
ウインディのじならしとも相性がよかったです。
みがわりは、ドヒドイデやミロカロス、ブラッキーといったポケモンに刺さりやすくTOD戦術を有利に運ぶ意味で使える技でした。
ウオノラゴンが物理のエースなら、ジュラルドンは特殊のエースだ!
…と思って採用しましたが、環境のドリュウズの多さや、ナットレイと鋼枠が重複しているのであまり選出できませんでした。
ただ、対害悪に対しては十分な働きを見せてくれました。
選出率:6位(約25%)
【選出】
基本的に先発で出すのは、ナットレイ、トゲキッス、ウオノラゴンのどれか。
どのポケモンを相手パーティに一貫させたいか、ということを考えて選出していた。
例えば、ウオノラゴンが刺さっていると思えば、先発トゲキッス(ダイマックスでSをあげてバトンタッチ)+ウオノラゴン+ムシャーナ(消耗したウオノラゴンを回復させる)
のような並びになっていた。
これといって選出が決まっていたわけではないが
まず初手のドラパルトには、トゲキッスがダイマックスして、ダイジェット+ダイフェアリーで倒す。(初手ダイフェアリーは弱点保険を発動させて負けになる)
次に、出るポケモンはどっちでもよくて、トゲキッスが一発殴ってから、ウインディを出してフレアドライブorしんそくを使って倒す流れになります。対ミミッキュはじならしを入れるとさらにいいです。
ジュラルドンはおまけみたいなものです。(念のため対パルシェンとして持っていく。)
【辛かったポケモン】
こいつをどう処理するかが、勝負のすべてを決める。
ミミッキュが相手にいるだけでウオノラゴンを出しづらくなり、トゲキッスも貴重なダイマックスターンを1つ消費する。ウインディだけが後出しで上手く処理できる感じです。
出し負けしたら、終わり。
ウインディのいかくでごまかすか、トゲキッスが上から殴れるような状態にしておくのが対処法だと思われます。ナットレイのでんじはを当てるのが現実的かも。
TODの申し子。
ウオノラゴンならHB特化でも半分は削れますが、トーチカ持ちだと、ウオノラゴンに対する消耗が激しくなります。こいつに対してはジュラルドンでみがわりして、TODを視野に入れた対応をするしかありませんでした。
【まとめ】
TODシーズンといわれたシーズン2でしたが、このパーティはTODで勝負が決まることが少なかったです。個人的にはサクサク対戦ができて心地よかったです。
いやしのねがいの仕様変更など、知っておかなくてはならないことも多かったですが、いやしのねがいとかバトンタッチとかの動きがハマったときはとても愉快でした。
ただ、トゲキッスが初手ダイマックスする影響で、相手の動きを後半止められなくなるケースが多々あり、それが負けにつながることが多かったのが反省点です。
来期もこのパーティを洗練させていくかは分かりませんが、最終2桁順位をめざしてがんばっていきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。